FC2ブログ
1月31日は目黒の某音楽センターで、3年ぶりくらいでピアノの発表会に出ました。
弾いたのはスウェーデンの作曲家フーゴ・アルヴェーンの「波の歌」という曲なのですが……、
私にはそもそも難しすぎて&練習不足と、これまで何度も途中でめげていたために、ホント~に久しぶりの発表会参加でした。3年ぶりというのは要するに、3年間もこの曲の表面をちょろちょろ撫で廻していたわけで。

今回は5ページの楽譜を「いいとこどり」で3ページちょっと位に先生に縮めていただき、ワープ航法で弾いたのに、中間部は10回近くも頭ループ状態。海の曲だけあって、「魔海サルガッソウ」にはまった船みたいになっちゃいました。 つっかえたら、すました顔で次へ行っちゃうという練習が足りなかった~

しかし最後のページはなんとか弾けて最後まで行けたので、完敗せずにすみました 。
先生すみませんでした&ありがとうございます~

怪しい演奏の印象が強かったのか、いつもは無いことですが、他の参加者さんともお話できて楽しかったです。
笑っちゃったのが、
「みんな普通の曲を弾かれるので、"現代曲"もいいですね~」と言われ。
違うんです! 本当はスウェーデンのラフマニノフみたいに大ロマンティックな曲想なんす!
音がズレまくってるんでそー聞こえるだけなんす!

次回は3年も置かずに懲りずに出たいので、もうすこし手の中に入りそうな曲を選びたいです。
(もう選んじゃったけど)

皆さん、私のようになる前に、以前私が苦労してつくったこの本をぜひぜひ読んでほしいです(笑)。

ジョージ・レナード著『達人のサイエンス

何かを練習し、マスターする上での、精神的な原則と王道が書かれています。
「近道」を書いたハウツー書ではなくて、「上達への正しい道の歩み方」について書かれています。

ヒントは、「進んで馬鹿(fool)になる自由」。
それってどーゆーこと?

もう一つのヒント、「達人とは永遠の初心者である」。

私も初心に帰らなきゃ。

Y2.jpg


p2.jpg


スポンサーサイト



2010.02.04 Thu l アート l COM(1) TB(0) l top ▲
損保ジャパン東郷青児美術館「ベルギー王立美術館コレクション ベルギー近代絵画のあゆみ」行ってきました~

10/25まで、東急文化村でやってた「ベルギー幻想美術館 クノップフからデルヴォー、マグリットまで

が、版画を中心とした渋いラインナップなのに対して、こちらは東急文化村の展覧会とのダブリに配慮したのか、1910年代のフォーヴィスムまでの、色彩と光が豊かな絵が集まってました。

19世紀末にフランスの印象派の絵がベルギーに紹介されると大好評を博し、そこからベルギー独自の印象派が展開。のちにリュミニスム(光輝主義)とゆー独自の作風も生まれたそうです。

後期印象派の作風(点描とか、モネ的モヤモヤ?とか)も導入されたけど、ベルギーの画家たちは、以前からの写実的な描き方を捨てず、絵の形態が光の中に溶け込んじゃうところまでは行かなかったんだとか(だからわかりやすい絵が多いです)。

この辺は北欧なんかでも、画家も音楽家も精神的にはロマンティックなものを抱いたまま、印象派~表現主義的な手法で作品を作っていったのに似てますね。
フィンランドでいえばシベリウスの4番とか6番みたいな音楽とか、国民画家アクセリ・ガッレン-カッレラの絵とか。

またベルギーとフランスの印象派の絵の比較は、私にはドビュッシーと(ジョゼフ)ジョンゲンの音楽の対比を連想させました。「月の光」や「亜麻色の髪の乙女」や「牧神の午後の前奏曲」が好きな人は後期のドビュッシーを聴くのが(たぶん)大変なんでしょうが、ジョンゲンはドビュッシーの初期のロマンティックな味のまんま1953年まで長生きした、私の大好きなベルギーの作曲家であります。

それに、何といっても北方の落ち着いた光ですね~。
私は北陸生まれなのか、ほの暗い空や海の光って「海の若大将」みたいな世界よりダンゼン好きなんです。

では気に入った絵の感想を展示順に~

●ジェニー・モンテイニー「冬の下校」

珍しい題材ですね。女性画家らしく、ちょっとアメリカのメアリー・カサットみたいに目線が優しくて身近な感じ。

1


●ジェームズ・アンソール「キャベツ」

彼が美術学校を出た頃の若いときの作品。
後年の怪しいカーニバル風な絵よりずっと好きになっちゃいました。実物は量感も色彩力もすんばらしいです。

2.jpg


●エミール・クラウス「ロンドンの眺め」

クラウスはのちにベルギーのリュミニスム(光輝主義)の牽引者になった画家だとか。これは「テムズ川の光の反射」という連作のひとつ。
モネがロンドンで描いた一連の絵の影響があるそうですが、まあそれは私にはどうでもよくて、画面に映しとらえたリアルな(過度にモヤってない)光の反射の描写に陶然としちゃいました。

3.jpg


●アルベルト・バールソン「ゲントの夜」

1.5m平方くらいの大きな絵で、いちばん何度も見入った絵のひとつです。
(絵の前にソファがあるのでゆっくりぼんやり観賞できますよ)
夜の暗い青さと灯のオレンジがウツクシイです~
ジャンクがいたら「支那の夜」になりそうな。

4.jpg


●イジドール・ヴェルヘイデン「昼食」

この絵は1905年に描かれてますが、典型的に「印象派の手法で描いたリアリズム」の絵かも。こういう手法が、のちのクノップフやデルヴォーみたいな「幻想的だけどきっちり描く」絵の流れにつながるのかも。
おしゃまな女の子+お茶+お菓子+器の青、と、役者がそろったもーたまんない逸品です(ロリにあらず)。絵の中のお菓子ってなんかおいしそうで。

5.jpg


●ヴィレム・パーレルス「ピアノのある室内」

「ブラバント・フォービスム」の一員だった絵描きさんだそうですが、うーむこれでもフォービスム? やっぱり形態や奥行きを犠牲にせずに鮮やかに描くところがいいな~。実物はほんとに色が前に出てくる感じです。
というか、ピアノ1台が画面をどーんと占めてる絵って、不勉強にして私は初めて見ました。

6.jpg


***

派手に宣伝してないんで忘れられそうな展覧会ですが、よかったらぜひどうぞ~
見終わったらきっと、デパ地下でベルギーのおいしいお菓子が買いたくなってくるかも?
2009.11.25 Wed l アート l COM(4) TB(0) l top ▲
ジャーン

先日、新しい炊飯器を、神保町の雑貨屋さんで買ってきました。

か、かわいいかも……。
はりねずみくんも興味津々です。

suihanki1.jpg

suihanki2.jpg


私にとって、炊飯器はあの正体不明なナマコ型のものではなく、
やはりこの形でないとダメなんです。きっぱり言えば、
これは炊けたときの味の問題よりなお重要なのです。

うちの炊飯器のフタがこわれたんで後継機を探してるんですが、
「ナマコ禁止令」によってその捜索は難航しています。
(奥さんはもっか土鍋でゴハンを炊いてます)

そんなとき出会った、この世でもっとも正しい炊飯器くん。

……君にはコンセントがついてないんですけど愛してます!
(becauseこれ電気炊飯器でなくてガス釜?)

世界のすべてがフェルトになっちゃえばいいのに……

あ、 作家さんのお名前、聞いとけばよかった…
2009.09.24 Thu l アート l COM(0) TB(0) l top ▲
『「治る力」の再発見』の著者・大塚晃志郎先生から、こんな美術展があるのをご案内いただきました。9/16(水)まで開催中。

「2009アジア・パラアートTOKYO」

つまり、芸術のパラリンピックですね~
サイトに入っていただくとわかると思いますが、斬新な発想の作品が多いです。

同サイトの、「パラアートと近代美術における純粋性の探求」

という、村松和明さん(岡崎市美術博物館学芸員)という方の解説に、こんな一文があります。

「清透な目と心を持つ彼らの作品は、我々が、いつの間にか失ってしまった純粋なものの見方や、自由で豊かであった「真の人生」を再認識させてくれることであろう。それは、まさに「健全なる良心の宝庫」であり、その豊かなインスピレーションの宝庫であるこの画集は、我々に新鮮な驚きや感動を与えてくれるに違いない。」

私は以前、静岡県掛川市にある「ねむの木学園」という、身体に障害をもつ子供たちの療護施設の「ねむの木こども美術館」の展覧会を見たことがありますが、時にモーツァルトの幼年期の作品を思わせる「純粋さ」に、芸術の"本質"はやっぱり技術的なこと(描き手の表現目的によっては大きな部分を占めますが)ではないのかな、という重要な問いをもらって帰ったことを思い出します。

東京に住んでいて、アートに関心があったりすると、たまに「**アートセンター」みたいなところから、「高名なアーチストの版画を買いませんか?」というお姉さんの声で電話がかかってきます。

あるいは、「XX展」(これもなぜか版画系)と銘打ったショッピングセンターでの展示に出かけると、見終わったあとの出口には、なぜか旅行代理店みたいにテーブルとイスが何個もあって、「とっつかまった(?)」人たちがさっき見たばかりの版画の商談をもちかけられています。

オリンピックもそうですが、半ば(以上)商業化してるこの世界でいい作品に出会うためには、時には知名度とはゼンゼン関係ない、こうした展覧会に出かけて、自分の眼の幅と深さをリニューアルすることが必要だと思っています。




2009.09.12 Sat l アート l COM(1) TB(0) l top ▲
知り合いの作家さんからの案内。
「文通博覧会2009 in東京」
http://bunpaku.vs.land.to/

これは、手紙を書くことに必要なレターセットを作家さんや絵描きさんに作ってもらい展示・販売する博覧会です。

むろん私のお目当ては、いろんな作家さんの(ここでしか売っていないものもある)レターセットを物色することですが!

自分で絵手紙とか描く&つくる際の参考にもなるかもですよ。

そしてレターセットを買うということは、誰かに出さねば! ということで
(コレクション用には1組残れば充分)、

3月に父が昇天してから、一人暮らしになった母や、マイミクさんへの手紙書きに使おうかな……

会期は9/6までと短いので、興味のある人は急ぎましょう~





2009.09.01 Tue l アート l COM(1) TB(0) l top ▲